髪質が良くなる成分は◯◯

色々な成分がある中で一番髪にいい成分は何なのか気になりますよね。

そのためにはまず髪の構造からお伝えします。

髪は【ケラチン】というタンパク質で出来ています。このケラチンが繊維状に重なって出来ているのが髪の毛になります。

そしてこの【ケラチン】とは何なのか。

ケラチンを含むすべてのタンパク質はアミノ酸で構成されています。

髪の毛に含まれるアミノ酸は、
「シスチン・グリシン・セリン・アスパラギン酸・グルタミン酸・アルギニンなど」

特に髪の毛のケラチンにとって重要なのはシスチンです。このシスチンがS-S結合という強い結合を形成し髪の毛の弾力性や強度を高めています。

髪の毛はケラチンで出来ており、その中でもシスチンの量が多く、シスチンの結合(S-S結合)が最も重要な役割を持ちます。



次に髪のダメージについてお伝えします。

髪はヘアカラーやブリーチ、パーマや縮毛矯正、またドライヤーやヘアアイロン、紫外線で痛みます。
パーマ、縮毛矯正は、先ほどのシスチンの結合(S-S結合)を切ります。その後酸化で元に戻すわけですが、完璧には元に戻りません。
その元には戻らなかったシスチンがシステインに変化し結合が切断された状態が続くと髪の弾力や強度が低下します。
また、その他アミノ酸もヘアカラーなどの薬剤の作用で減ってしまうわけです。
その他に熱によってアミノ酸が変異したりケラチンが変異したりします。
これらが髪のダメージの原因です。


さて、そのダメージの補修は何がいいのかとのことですが、、、
最も補修効果の高いもの、
それは【ケラチン】です。

なぜかというと、
髪は【ケラチン】でできています。なのでダメージしたケラチンの補修はケラチンを補うことが一番いいのです。
ダメージしたケラチンをダメージしていないケラチンで補修する。これがもっとも効果が高いのです。

ただし、大事なのは【傷んでいないケラチンを補う】ことが重要。傷んでいないケラチンを【毛髪内部に入れ込む】ことが重要なのです。

ケラチンはアミノ酸がたくさんつくっついているのでサイズが大きい(分子量が多い)のです。
サイズが大きすぎて毛髪内部に入らないのです。傷んでいるのはキューティクルと毛髪内部です。特に毛髪内部が毛髪のハリコシを作るので重要なのです。
このサイズを小さくしないと毛髪内部に入りません。

従来のケラチンは傷ませることでサイズを小さくしていました。傷んでいるケラチンを使っていたのです。
傷んでいたらダメージ補修力は高くないですよね。


そこで出てきたのが【低分子活性ケラチン】というものです。
これは非常にわかりやすくいうと【毛からケラチンを抽出する際にケラチンを傷めずに、更に低分子化し、更に親水性に成功した】という画期的なケラチンなんです。
【傷んでいないケラチン】です。しかも髪の毛に入るように低分子化をしているケラチンです。
親水性ケラチンは、髪の水分を保持し乾燥を防いだり内部に浸透してダメージの補修をしてくれます。
これが低分子活性ケラチンになります。

活性ケラチンも二種類あり高分子活性ケラチンと言ってキューティクルを補修するものと、毛髪内部を補修する低分子活性ケラチンがあります。

この【活性ケラチン】を使用して髪のダメージケアをしています。



ケラチンは大事です。でも傷んでいないケラチンを補うことが大事。
これが従来のケラチンとの違いであり、最も髪質を良くする成分です。

髪の毛に一番効果が高い成分は
【低分子活性ケラチン】ということになります。


MARCAで使用しているのはこの画期的なケラチンである低分子活性ケラチンです。

お店でのケラチントリートメント、お家でのケアのシャンプー、トリートメント、さらには化粧水にもこの低分子活性ケラチンが配合してあります。

継続してケラチンを補給し続けることで髪質がよくなります。